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DEEP DRIPPER PROの紹介【商品レビュー】

先日、三洋産業様から気になってはいたけれど持っていなかった器具を数点購入させていただきました。その中でも一番気になっていた「DEEP DRIPPER PRO」を紹介します。

DEEP DRIPPER PRO

一般的な円すいドリッパーは角度が60度(V60と言うように)なのですが、ディープドリッパーは45度になっています。これにより濾過層(お湯がコーヒーの粉を通過する距離)を長く取ることができ、より旨味成分を引き出せるという考え方のドリッパーです。
層に厚みが出るということは抽出時間が長くなっていくことになるのですが、そこはドリッパー壁面を独特の点リブ構造にすることによってペーパーとの接地面積を最小限にし、抽出スピードの低下を防ぎ安定した抽出を可能にしています。ハイスピードで旨味が抽出されるという新規格のドリッパーとなっています。

DEEP DRIPPER PRO

淹れてみた感覚としては、お湯が粉に素早く均等に広がっていく感じです。抽出スピードは台形ドリッパーと比べると抜けの速さを感じます。しかし速すぎることもないので、何度か練習すると通常のドリップの感覚で問題なく抽出できるようになると思います。
試しに同社のフラワードリッパー(円すい)と同条件で淹れ比べ、ATAGOのPAL-COFFEE(ポケットコーヒー濃度計)で濃度と収率を調べてみました(濃度と収率の説明はすいません割愛)

豆:エルサルバドル サンタマリア農園 ブルボン シティロースト
粉量:40g(みるっこ目盛り4.5)
総湯量:640ml(約560ml抽出)
湯温:90度スタート 3投式
抽出時間:約3分10秒~30秒
この条件で同じように淹れてみると…

・フラワードリッパー:濃度約1.49% 収率約20.9%
・ディープドリッパー:濃度約1.42% 収率約19.9%

ディープドリッパーの方がほんの少し抜けが速く、抽出時間が15秒程度早くなってしまいました。結果味はディープドリッパーの方がほんの少しまろやかになったように感じます。

この製品の欠点を挙げると、やはり3~7杯用だということでしょうか。三洋産業の営業さんも「最低でも30gの粉を使ってください」とおっしゃっていました。構造上通常の1~2杯出しができるような製品ではないところが残念ですね。あとフィルターも専用品なので使い回しがきかないです。
毎朝家族の分のコーヒーを一気にドリップする方や、イベントやセミナー等でコーヒーを大量に抽出するときにはおすすめのドリッパーだと思います。

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