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ドリップポット選びの話

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ドリップポットも本当に色々ありますよね。「ドリップポット おすすめ」とか「ドリップポット 初心者」でググって頂くと製品を丁寧に解説しているページがありますのでそういうのはそちらで見ていただくことにして(なんじゃそりゃ)私が実際に使用しているドリップポットを3つほど紹介してみます。

タカヒロ コーヒードリップポット「雫」

有名どころです。ステンレス製なのでお手入れのしやすさ、丈夫さは問題なし。細かい部分ですが、接合部の加工が他社に比べて凄く綺麗ですね。きちんと作られています。
定価は高いですが、通販ですと値引率は大きいです。細いお湯が出せる(=速度安定)&真下に落とせる(=狙いやすい)のバランスがとても良い優秀なポットです。
ただ、常に2~3杯出しされる方は「雫」と付いていない通常タイプの方が良いかもしれません(値段も少し安い)。雫タイプはお湯の線が細いため、注湯量が多いときに時間がかかりすぎてしまう場合があります。私は雫の0.5Lと通常タイプの1.5L(1.5Lのみ雫は無し)を使い分けています。他に0.9Lサイズがあります。

kaico ドリップケトル

オシャレかつ高性能。ホーロー製なので丁寧にお手入れしないと駄目ですが長く使えます。熱伝導率、保温性良し。フタの取っ手が木製なのもポイントが高いです(ただし本体の取っ手は熱くなってしまいます。ここが残念…)
そしてこの製品の一番の特徴である本体先端。下に反っています。この加工によりお湯が真下に落ちてくれるので狙いやすさはダントツです。他の2つと違い太くお湯を出すこともできるので、これ1つを極めれば自由自在に抽出できるかも。私はSサイズ(0.95L)を使っています。他に1.3Lサイズがあります。

三洋産業 Tsubame Pro

ステンレス製、マニアにおすすめの尖りすぎた性能。使うとわかりますが、お湯が細すぎて笑えてきます。雫よりも更に細く、お湯を落とすというより細いビームを当てているようです。注湯速度は全くぶれません。超安定。しかしあなたはここまで細く出す必要があるのか?と自問自答する毎日となるでしょう。サイズは0.75Lのみ。個人的には、一定の速度で1投で注ぎたいときに使っています。ペーパードリップだと2杯出しが限界、3杯出しは遅すぎて無理ですね。
(※Tsubame Woodという1Lサイズで値段が少し安いタイプもあるのですが、これは省略します。サンプル使わせてもらったのですが正直微妙でした。別モノです…)