珈琲情報

おすすめのコーヒー関連書籍

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珈琲豆・テイクアウトコーヒーをお買い上げ頂いた時、お待ちの間に読めるように店舗にはコーヒー関連の本を何冊か置いています。

パラパラと読めるように写真が多めで文章のあまり多くないムック系をセレクトしているのですが、「コーヒーの知識をさらに深めたい!」と思っている方におすすめの本を紹介します。ちなみに2冊ともコーヒーの全方位的な知識を得るための内容ですので、細かい抽出技術(この器具は何gで何ml淹れて…)などが書かれた本ではありません。

コーヒー「こつ」の科学-コーヒーを正しく知るために (柴田書店)

初版が2008年9月ですので11年前の本になりますが、書かれている内容に関しては現在でも変わらず使えます。Q&A形式で87の項目に分かれており、それらが可愛らしいイラストと簡潔な文章にまとまっていて非常に読み易いです。

植物としてのコーヒーの木の基礎知識に始まり、豆の成分、抽出方法、挽き方、保存、包装、焙煎、ブレンド、生豆の精選、流通、品種など、コーヒーに関する情報のほとんどが「広く浅く」網羅されています。

この本を読み込んでから、知識を深めたい方向の本を探していくのがおすすめかも知れません。初心者~中級者にとって、コーヒーの全体像を知るにはうってつけの名著だと思います。

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (講談社ブルーバックス)

さらに知識を深めたい方におすすめです。320ページほぼ全編が文字で、科学的なデータに基づき裏付けを取りながら、コーヒーについて掘り下げて書かれています。正直かな~りマニアックな内容ですので、上級者向けかも?

余談ですが、実際のコーヒーの淹れ方・抽出方法が書いてある本になると著者ごとに少しずつ書かれていることが違ったりします。さらに焙煎関係の本になると、もう本によって全く違うことを言っています(笑)それだけ答えがないものなんだなと思いながら、私も色々と本を読んできました…